健康づくりあれこれ>がんこな肩こりを姿勢で改善する方法

日本人の国民病ともいわれる肩こり。
老若男女を問わず肩こりに悩む人は非常に多いようです。
全ての肩こりがこれで改善されるというわけではありませんが、
私のお勧めする方法を一度試してみてください。
もしかしたらあなたに合った方法かもしれません。

まず肩こりの原因ですが、同じ姿勢で長時間いることが
大きな要因です。
人というのは何か作業をするのに、自分の前の方で作業します。
後ろに手を回して作業をする人は特殊な場合を除いて
まずないですね。
前で作業をするということは、自然と頭や首・肩が前に出てくる
ことにつながります。
長時間その姿勢（パソコン作業など）でいると、
筋肉がその姿勢のまま固まってしまい、作業をやめても
その悪い姿勢が続いてしまいます。
これが猫背だったりするわけです。
この姿勢が続くと、常に首や肩の筋肉が引っ張られているわけですから、
ますますこりがひどくなるという悪循環に陥ってしまいます。
例え話をしましょう。
大きなつけもの石があるとします。これを持ち上げて
両腕を前に伸ばしたまま持ってみましょう。
どうですか？持っていられますか？
今度は両腕をグッと胸に近づけてつけもの石を
抱きかかえるように持ってみます。
先ほどと比べてかなり楽に持てると思います。

首・肩と頭の関係もこれと同じです。
頭がつけもの石（例えが悪いですが・・・でも頭はそれほど重いものです）、
首・肩・背中が両腕と考えてください。
頭が前に突き出た状態では、首や肩にかなりの負担がかかります。
頭をグッと引いてしっかりと肩の真上に乗せてやりましょう。
腕を引いてつけもの石を持った時と同様に肩や首・背中の負担は
かなり楽になるはずです。

そうです。姿勢です。作業で前かがみの姿勢になってしまう事は
仕方がないとしても、そのあとのケアーが大切です。
しっかりと頭を後ろに引いて肩の真上に乗せてやる
習慣をつけること。これがとても大切です。
続けているうちにだんだんと肩こりが改善してくる人も
かなりいるはずです。
是非習慣にしてみてください。